出雲大社と言えば、縁結びの神様だ。
出雲は神無月にも全国の神様が集まる日本唯一の神社で、ここだけは「神無し」ではなく「神有月(かみありづき)」と呼ばれる場所だ。多くの神様が集まる場所。それだけ、縁が豊富なのだと言われている。
その為、この出雲大社のみならず島根を中心とした地域の諸神社なのだが、これらは縁結びの深い繋がりがあると言われているのだ。
八重垣神社なんかも付近では有名ではないだろうか。
そこで、その御利益。
実際に縁結びとしてどんな御利益があるのか?
私自身の話しと、ちょっとネットで見た深イイ話なんかも紹介しながら、その効果のほどを見ていきたいと思う。
実際にあったと話題の話
出雲大社の力で結婚できました!
まずはネットの方で、実際にどんな後利益があったのかを見てみるとする。すると、まず出て来るのが……
「出雲大社の神様のおかげで娘が結婚できた!」
というものだ。これについて簡単に紹介しよう。
ある日、とあるパパさんが「娘から縁結びのお守りを買って欲しい」と頼まれたみたいなのだ。
後述するが、そのお守りを購入して娘さんに渡したところ、運命の出会いを果たした娘さんが、後に結婚するに至ったと言うお話し。
もちろん御利益なのか、単にタイミングが良かったのかは人によって意見が分かれるだろう。
ただ、お守りを買って貰ってからその相手との仲が進んだのも事実で、きっと、お守りが彼女の気持ちを後押ししてくれたというのも間違いはないのではないだろうか。
そしてそのお守りがどれだったのか? それも紹介したいと思う。
縁結びは運命の糸が繋いでくれた
今回ネットで見かけたお話しによれば、この時に買ったお守りは……
「縁むすび糸」
と呼ばれるものであったそうだ。この「縁むすび糸」だが、縁結びの神様であるダイコク様。このダイコク様の御神特にあやかって作られたもので、良縁を授かる事で良い運勢を運んでくれるという者。
良い運に必要なのは、男女の縁。友の縁。より良い縁であるそうなのだ。
この糸を身近な物に縫い付けて置く事で、よい家庭を築き幸福な人生を送る事ができると言われている。
そこで彼女は、タオルに一本の糸を目立たないように縫い付けていたそうだ。その結果、結婚する事ができたのだから、ちょっと信じてみたくもなる。
もしかしたら本当に、良い効果があるかもしれないぞ。また縫い付ける以外にも、「縁むすび糸」をミサンガにして持っておくというやり方もあるみたいだ。
ここではそのミサンガの作り方を動画として紹介しておくので、お守りとして見につけておくといいかもしれない。
▼かんたんわかりやすいミサンガの作り方-タッチング結び-
筆者はどうなのよ?
人生は順風満帆だけど…
さて、では実際に私はどうか? そう。私も当然お守りは買って来たので、その辺りの御利益がどうなのか、やっぱり実感している部分を伝えた方がいいだろう。
私としては、この御利益のほど……
ぶっちゃけ何も感じない
としか言いようがなかったりする。
いやいや、元々、今年度に入ってからの私は右肩上がり爆走中。神様の御利益がなくとも今人生を思いっきり楽しんでいる途中だったので、正直ここにプラスアルファをされるのは難しいというのもある。
が、「じゃあ、やっぱり迷信なのか」と言われれば、実は違う。そう、実は私がまだ実感できない理由があるのだ。
というのがなんと、出雲大社の御利益は……
一年以上経たないと発揮しない
と言われているからである!
御利益は一年後
なかなかすぐには効果が表れないので、ここが判断の難しい部分ではある。しかし実は一年。一年だけ待てば、お守りの効果が発揮されるらしいのだ。
先程の話しにしてもそうだ。もともと娘さんは相手の事が好きで、付き合うきっかけの為に「縁むすびの糸」を購入して貰ったそうなのだが、結婚に至ったのはなんと二年後だったらしい。
しかしこれ、つまりお守りを買って一年くらいは進展がなかったけど、ちょうど一年を過ぎてしばらくしたら話が進んで、付き合うようになって、数ヶ月の時を経てゴールインなのだとすれば、見事、この一年ルールに適うではないか。
そして私の場合だが、まだ一年どころか一ヶ月しか経っていない。流石にこれでは御利益を実感する事は無理だろう。
しかし一年後、私にもっと大きな幸福が訪れていたら……。そして多くの方がその一年後の幸せを感じているのだとしたら、流石は出雲大社であると言えるのではないだろうか。
というわけで最後に、私以外の皆の意見も見ていきたいと思う。
皆の声も聞いてみよう!
信じる者は救われる
ということでここで、世間の声。そう、口コミの方を見ていこう。
とある奥さんいわく、旦那さんが彼女と出逢ったのは、ちょうど会社の旅行で出雲大社に行った数ヶ月後のお話しだったそうだ。彼は神様を信じる人間で凄く感謝していたらしい。
ゴールデンウィークに彼氏とお参りに行ったお客。彼女達もまた付き合ってしばらく経っていたのだが、数ヶ月後家族に彼氏を認めて貰え、そのまま結婚に漕ぎ着けられたのだとか。
また、とある友人がちょうど失恋していたということで、慰めの為に連れていった出雲大社。その友人が大学の実習を終える頃、運命の出会いを果たして結婚したらしい。ふたりは出雲大社で式を挙げたと言う。
といった風に、調べてみると「出雲大社のお陰で!」という声は幾つか見る事が出来た。しかし、もちろん逆の意見もあるので、こちらもちょっとだけ触れておこう。
中にはもちろん「ダメだった」という意見も
こうした声の中には……
「何の御利益もなかった」
というものも幾つかある。
その中身の典型としては、「やっぱり駄目だった。御利益なんてないな」と、本当に、お参りしても何にも変わらなかったパターンらしい。
しかしここで、そんな人たちの共通点だけお伝えしたいと思う。それが……
「迷信を信じていない」
という点だ。つまるところ、信じやすい人は「御利益があった」と伝えているし、信じない人は「何もなかった」と言うらしい。
鶏と卵の話しにも似ているのだが、あえて私から言える事があるとすれば、やっぱり信じる者が救われる。信じた方が幸せにはなれる。と言う事ではないだろうか。
出雲大社のご利益の効果ってどう?恋愛や仕事など実体験から検証してみた まとめ
いかがだっただろうか? 実際にあったお話しによれば、やはり縁結びのお守りを買ったり、参拝する事で効果があったという声はいくつも見られる。
特にお守りは、自分で購入しなくても他の人づてで頂くだけでも良いみたいだ。大切なのは信じる心だということなのだろう。
ちなみに私はまだ、効果を実感していない。実感までは一年ほどタイムラグがあるそうなので、気長に待ちたいと思う。
部屋の中に飾ってある鈴が、チリンと鳴るたびに良い縁を運んでくれているのだと、信じる事にしよう。