宮島旅行へはどう行ったらいいだろうか?

広島県にある世界遺産、厳島神社やしゃもじの名産の地として知られるここ宮島。島というのだから船を使っていく事になるのだが……

じゃあ、車はどうしたらいいのか?
現地の移動は? 

はたまたアクセスなど、気になる事は多くあるだろう。

私は家族旅行でこの宮島へと行って来たのだが、地元に近いため車での移動となった。

さて、私達はこの日、朝一で宮島へと向かう事にした。日も登り切らないうちから移動を開始し、一番初めのフェリーで島へと向かったわけだ。

これが大切なのである。

今回は車で移動する際に知っておきたいテクニック。また宮島での移動手段などをご紹介していこう。

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車で行くなら時間を見極めろ!

宮島観光はスピード勝負!

宮島の観光はだいたい日帰りでの勝負になる事が多いようだ。宿泊は本島に宿を取るため、朝に宮島へ移動し、夕方には帰って来るプランが人気になる。

つまり、朝一。

車での移動はここが注目ポイント。

繁忙期はもちろん、平日でも多くの観光客で賑わう宮島は、移動の際に使われるフェリー乗り場近くがあっという間に渋滞になるそうだ。こうなっては満足に動く事もできない。

また後述するが、駐車場の広さにも限りがある。渋滞を抜けてやっと駐車場に来たのに停められないとなっては堪らないだろう。

その為にはまず、渋滞になりやすい時間を把握し、その時間帯を避けなければならないのだ。

渋滞のピークはどのくらい?

では具体的に渋滞となるピークの時間をチェックしておこう。

まず注目は早朝だ。一般的な渋滞の時間は……

およそ9時ぐらいから一回目のピークを迎える。

島のお店も開いて周りやすい時間になるため、当然と言えるだろう。

ただし連休中などの行楽シーズンになると、もっと渋滞のピークが早まるから注意が必要だ。時間はだいたい7時頃。繁忙期にはこの時間になると、もう渋滞で動けなくなってしまうらしいぞ。

それからもう一回、渋滞のピークが訪れる。

それが正午前後。

お昼時はどこの駐車場もいっぱいで道も込んでしまうようだ。

ピークを避けるためには?

まとめると、基本的に渋滞ができるのは……

朝9時(7時)〜12時頃に掛けて。

この時間帯は多くの車が行き交うため出来れば避けて動きたい。仕方ない時は車内で過ごす時間が増える事を覚悟しなければならないだろう。

しかし、このピークの外れる時間がある。それが……

14時頃。

お昼を過ぎてしまうと、途端に車が減っていくようだ。駐車場にも空きが生まれる為、宮島の夕方から夜の観光であったり、島に宿泊する場合はこのタイミングで動くのがベストだろう。

逆に島から帰ってくる場合でも、12時ではなく15時頃を目途に移動し始めると良いのだ。このタイミングを掴んでおけば、渋滞を回避する事も出来るだろう。

こちらはフェリーに乗りこむ様子。また、フェリーから見る事ができる宮島の姿を確認できる動画となっている。簡単なものだが、是非観光のイメージを膨らますのに役立てて頂きたい。

▼宮島フェリー 乗船動画 / 宮島口⇒宮島 広島観光2

宮島に車で行くことはできないの?

結論だけ言うとできる

まず宮島の観光にあたり、車で島に行くことはできないか? その答えは……

「できる」

である。フェリーには車も乗せる事ができるので、望むのであれば愛車と一緒に宮島へと行くことができるだろう。

乗せられる車だが、車高は2.2m以下前後の長さは6m未満

車の大きさにより値段が変わり、片道790円〜2,210円までになる。ちなみに一般客の運賃は180円だ。

さて、お値段としてはそこまで気にする必要もなさそうではあるが、しかし、宮島に車を持って行く方がいいか悪いかで言えば、私としてはおすすめしないとだけ言っておこう。

宮島に車で行かない方がいい理由

フェリー乗り場までではなく、宮島へと車を持って行かない方がいい理由。それはとても単純明快だ。

厳島神社のある宮島なのだが……

車を走らせる道がほとんどない。

のである。フェリー乗り場から厳島神社までの道はなんとたったの1kmほど。

歩いてもすぐ辿り着けるのはもちろんだが、道中には商店街もあり道は歩行者用になっている。車が通るような場所ではないのだ。

もちろん通れない訳ではないが、もう一つ大切な事。

駐車場がない。

そして目ぼしい駐車スペースもないので、車を持って行っても、停める所がないから邪魔になりやすい。歩くだけで回れる距離なので、特別な理由がない限り車は必要ないだろう。

ただし例外として、宮島のホテルに泊まる場合。これに関しては移動距離があるので、島内で一泊する時は車に乗っていくといいのではないだろうか。

◎管理人も愛用◎

駐車場を攻略するならココをチェック

駐車場情報をチェック

では、車で移動する際の大事な駐車場に関する情報を見ておこう。

JR宮島口駅を中心に、いくつかの大型駐車場が用意されている。エリアがだいたい4つに分かれているので、覚えておくといいだろう。

1. 宮島口フェリー桟橋周辺
2. ボートレース宮島駐車場
3. JR宮島口山側周辺
4. 宮島口西地域

この中で人気のエリアは、「1. 宮島口フェリー桟橋周辺」「2. JR宮島口山側周辺」となっている。それぞれ徒歩5分と10分程度の距離の違いしかないので、どちらに停めても非常に近い事がわかるだろう。

それぞれの一日当たりの相場も紹介しておく。

1. 1,000円前後
2. 500〜1,000円
3. 500〜800円
4. 500円前後

となっている。場所によって違いはあるがだいたいこんなところだ。

おすすめは駅の山側エリア

さて、駐車場を狙う上でおすすめなのが、やはりJR宮島口の山側周辺エリアとなる。上記で言えば「2」にあたるエリアだ。

このエリアがお得な理由。まずは紹介した通り……

値段が安い。

海側に比べて半額になる場合があると思えば、その差は歴然だろう。

また、渋滞を回避しやすいのも理由だ。どうしてもフェリー乗り場周辺の海側は、すぐに渋滞になってしまう。

道も広いというわけではないので仕方はないが、やはり旅のストレスになりやすいので回避したいところ。

それらに比べてこの山側は、徒歩でも簡単に移動できる距離にあるにもかかわらず、海側が埋まってからこちらに車が流れてくるため、渋滞ピークまでの猶予がある。

総合的に見て海側に停めるよりコスパも最強なので、ぜひ駅を挟んで山側へと向かってみて貰いたい。

こんな裏技もあり

最後にちょこっと紹介するのが……

車を1,2駅遠くの場所に停めてから電車で移動する

というものだ。移動時間がおよそ30分ほど増えてしまうように感じるが、もし、移動タイミングがピーク時間である午前から正午に重なりそうなのであれば、この手段が一番おすすめされている。

上記でも紹介した通り、JR宮島口駅からフェリー乗り場までは徒歩でも10分程度。もしも渋滞に巻き込まれたら、軽く1時間は足止めされてしまう。

その点、別の駅付近であれば渋滞に巻き込まれるリスクはほとんどない。またJRを使って移動しても時間はさほどかからない。渋滞のピークに捕まるよりマシと言えるだろう。

なので、時間が怪しい場合や行楽シーズン中は、敢えて1駅分離れた駐車場に車を停めて置くのも、手段としてはアリなのだ。

厳島神社へのアクセスに車を使うなら?現地で役立つ徹底攻略ガイド まとめ

いかがだっただろうか? 車で移動する際は、渋滞のピークを見極めたい。時間帯がだいたい…

  • 7時
  • 9時
  • 12時頃
  • となっている。一度渋滞に捕まるとなかなか動けないうえ、駐車場にも満車の可能性が高い。

    ピークはお昼の14時頃には解消される。また夕方の帰宅ラッシュに巻き込まれない程度の時間に移動を開始すると良いだろう。

    宮島へフェリーに車を乗せて移動する事も可能だ。お値段は790円〜2,210円くらい。高くはない。

    ただし、宮島の中は駐車スペースもあまりないため、基本的には必要がない。ホテルなどへの移動に使わないのであれば、本当に残しておくのがベストだろう。

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