島観光といえば……厳島神社に注目!
鹿が歩いて恋人たちの観光名所もあって、食べ物もおいしく見所満載のこの場所だが、一番の注目はやはり世界遺産にもなる、この厳島神社だろう。
特に海にある鳥居は多くの観光客が一目見ようと集まっている。
干潮の時の鳥居を触りにいったり、満潮の時の鳥居を眺めたり。楽しみ方はいろいろある。
しかし、行楽シーズンはもちろん様々な遊びに行くタイミングはあるけれど、それじゃあ……
春夏秋冬いつがおすすめなのか?
潮の関係もあるし、気になるところだ。
そこで今回は、定番の時期。現地の人の声。さまざまなデータを集めてイチオシ季節というのを調べてみた。
いろんな時期の見所も合わせて、ご紹介していくとしよう。
人気の季節の定番はやっぱり秋!
人気の「秋」その理由は?
では、ネットで噂の定番の季節。一般的にもっとも人気の時期を紹介しよう。
それが「秋」なのだ。
なぜ秋がおすすめなのか。それは宮島の美しい景観にも由来する。
秋と言えば紅葉、落ち葉の季節。山が紅く染まり輝いて見えるのは一年でこの時だけ。宮島の厳島神社観光で秋が人気なのも、まさにこれが理由だ。
神社周辺の森林が綺麗に紅葉で色づき、落ち葉舞う神社の境内の美しさは他の時期を圧倒すると言う。
宮島の名物でもある野生の鹿との相性も抜群。紅葉に輝く神社はぜひ生で見ておきたいと言う話だ。
秋の見所といえば?
紅葉が綺麗だからこそ、人気の秋。
では、他に見所はないのだろうか。ちょっと調べてみた。
宮島全体で言えば「秋の宮島」と呼ばれるだけあり、やはり周辺の美しさは群を抜く。神社近くにある特に紅葉谷公園からの登山道は、非常に美しい景色が広がっており、この時ばかりはゆっくりと登山を楽しんでもいいかもしれない。
では、ちょっとだけ厳島神社にだけスポットを当ててみよう。
私が神社を訪れたのは初夏である。実際に紅葉を見たわけではないが、神社周辺に至っては景観以外に気になるところはなかったと言えるだろう。
ただし、ちょっとだけ注目したいのが……
潮の高さだ。
紅葉の時期は10月~11月がピーク。もう冬にもなるこの時期なのだが、この頃になると夏に比べてかなり潮の高さが低くなってくれる。冬は、夏よりも比較的海面が低くなるのだ。
暑い時期だと歩いて入る事のできなかったエリアにも歩けるようになり、この紅葉をバックに神社、または鳥居を撮影する事もできるのではないだろうか。
また神社での秋祭りも11月の14日に行われる。こちらは紹介の動画があるのでご覧頂きたい。こうした文化に触れられるタイミングというのも、狙ってみるといいだろう。
▼2010厳島神社秋祭り
現地の人に聞いたおすすめの季節とは?
秋にならんで綺麗な季節と言えば
さて「秋(安芸)の宮島」と呼ばれ一般的にも紅葉が綺麗だと言われる宮島。しかし紅葉が綺麗なのであればもちろん、この季節、この時期も綺麗だと言えるだろう。
それが花見の時期。桜の季節……「春」だ。
秋の紅葉同様、春には花見も楽しめるのが宮島の魅力。
桜に彩られた宮島の景色は圧巻としか言いようがないが、花びらの舞う島の道や厳島神社の美しさを言葉でいい表す事は出来ない。
その美しい姿はネットで調べてもすぐに見る事が出来るだろう。
落葉の季節だけではなく、この花吹雪と共に堪能できる春の季節もぜひ、春休みなどを利用して家族旅行など、楽しんで来て貰いたい。
現地の人がおすすめする本当の季節
春と秋。
それぞれの自然が豊かな季節が一般的には人気の宮島・厳島神社の観光である。神社をより見事に映し出してくれるこの時期は、間違いなく思い出に残る事だろう。
しかし、これらはあくまで観光客視点からの情報だ。そこで現地の人はどう考えているのか、それを調べてみた。
すると面白かったのが、現地人曰く、
「おすすめは冬」
なのだそうだ。
理由はすごく真っ当で簡単。牡蠣をはじめとした海産物がとても美味しいらしい。うん、美味しい食べ物があるというのは重要だ。
私も旅行と言えば花より団子。正直を言えば現地の美味しい食べ物や美味い酒を求めて歩いてしまう。その点で言えば牡蠣は最高だ。鹿が観光客のお兄さんから奪い取るくらい美味しい物ものなのだ。
美しい景色を堪能したいのであれば春や秋がおすすめなのだが、人間美味しいものあってこそ。食べ歩いてお腹を満たしたいのであれば、冬場が一番おすすめらしいぞ。
厳島神社の四季…それぞれの魅力を大いに語る
春の見所チェック!
では最後にそれぞれの時期の見所を伝えていこう。すでに紹介した部分はおさらいを兼ねて、もちろん夏にもあるので要チェックだ。
まずは春。見所は桜。
特に山から海を見渡すような形で鳥居や神社の辺りを眺めるのがベスト。町を歩くだけでも桜吹雪が舞ってとても美しい。
遊びに行く際はぜひ、桜の開花時期に注目して貰いたい。
夏の見所チェック!
暑い夏は干潮でも海面が高いので、神社周辺で言えば鳥居の辺りも、ちょっと歩きづらいかもしれない。いや、むしろ海の涼しさが心地いいだろう。海水でサンダルを濡らしながら歩くくらいがちょうどいい。
夏の見所と言えば満潮の神社。特に夜は必見で、この時期は花火大会なども多く開催される。そこが狙い目。
夜の花火に照らされた神社の姿や鳥居は、この一瞬しか楽しめない非常に貴重なものだと言えるだろう。浴衣を着て夜の散歩をするのならば夏が一番だ。
秋の見所チェック!
言わずと知れた秋。
紅葉が美しい宮島はこの時期が最も人気。最近だとシルバーウィークなどの連休もあるので、遊びに行く時は活用して頂きたい。
中でも狙い目なのが10月から11月に掛けてだ。この辺りは祭りの連休も被るので、予定の作り方が難しいかもしれないが、最も紅葉が美しいと言われるのがこのタイミング。
宮島でも11月14日などは地元のお祭りが開催される為、気になる方は是非ともこのチャンスを逃さないで欲しいところ。
冬の見所チェック!
最後は現地のお兄さんおすすめの冬だ。
冬は海面も低くなり夏より長く鳥居まで歩く事もできる。そして極めつけは冬ならではの海産物。
私は趣味の旅行で日本海側にも遊びに行ったことがあるのだが、日本海、太平洋、瀬戸内海。この地域の違いからくる海の幸は本当に、一度は食べ比べてみて欲しい。全然旨味が違うからだ。
その上で、地元民がおすすめしてくれる冬。「美味しい食べ物をつまみに行きたい。」……そんな時はぜひ、冬を狙って遊びに行ってもらいたい。
厳島神社観光のおすすめの時期は?地元民イチ押しの季節 まとめ
いかがだっただろうか? 世間的にはやはり「秋」が一番の人気だ。紅葉の綺麗な秋。それから桜の美しい春。この辺りは観光しながら歩く時の鉄板シーズンと言えるだろう。
しかし、もっともおすすめされるのが、冬。
冬は海産物が美味しく、蟹や牡蠣などが店頭でも販売されているのだが、これを狙わずにはいられない。食いしん坊には堪らない季節が、冬だと言える。
比べていくと、夏がちょっと寂しい扱いにはなるけれど、お祭りの花火で彩られる厳島神社はまた違った味わいがある。宿泊する事になる為プランの立て方が変わりはするが、じっくり夜まで遊べるのはこの夏が一番。
ちなみに、忘れていたがもみじ饅頭の美味しい宮島のベストシーズンが秋だというのは、美味しい物的にも当たり前だったのだ。本当に忘れていたけど現地でもいろんな種類を購入できるぞ!