春が始まり、温かくなったので群馬へ行って参りました!

友達の案内で伊香保温泉を拠点に観光をして来たのですが、大自然が広がりすっかり癒されましたね。

いえ、正直に言うとスギ花粉に弱い私(筆者)。くしゃみと鼻水が止まらず、さらに案内の友達も花粉症で、みんなでティッシュ箱を空にしながらの行軍ではありましたけどね。

さてさて、そんな思い出に残る群馬旅行から、今回は春になって開放されたばかりの「吹割の滝」についてご紹介していきますね。

この吹割の滝なのですが、私達が向かった時はちょうど、というよりも狙って開放されたタイミングになったわけですが、実は冬の間、閉鎖されてしまうのです。

観光客の中には、それを知らずに冬に足を運んでしまった方もちらほらといるようで。

そこで今回は「吹割の滝」がどれだけの期間閉鎖されているのか? また、本当に冬の間は愉しむ事ができないのかなど、ご紹介していけたらと思います!

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「吹割の滝」閉鎖期間を確認しよう

いったいいつまで閉鎖されるの?

さて、「吹割の滝」は最近人気の観光スポットになっています。

どうやら去年の夏に話題を呼んだポケモンGOのスポットにもなっているみたいで、こうしたゲームの為に足を運ばれる方も多かったようですね。

この吹割の滝。むしろ、去年の夏から人が増えたからでしょう、冬になって行ってみると、入れなくなって驚いた方も多いみたいです。

12月や1月。長期休暇を理由に訪れた方の口コミで、そういった悲しい声を目にする事ができました。

それもそのはずで、「吹割の滝」は……

安全措置のため、12月中旬~3月下旬ごろまで、完全閉鎖されてしまう

のです。

遊歩道などは夜間でも通行禁止なのですが、滝の近くの道、散歩道といったエリアはすべて封鎖されてしまいます。あらかじめ知っておかなければなりませんね。

何故、そこまでして封鎖するの?

これは「吹割の滝」に行ってみると、その理由が身に染みてわかります。

滝を見る事が出来るルートは当然すぐ近くが川です。手すりなどの仕切りがないエリアも多く、凍結による転落事故の可能性があります。自然のままに置かれているエリアなので、観光地としては当然の処置ですよね。

また滝のそばは普通の岩場です。流れる川の水が岩を削って、雨が降れば足場がなくなるのだろうなと予測できる程度には、自然のままとなっています。

普段から転落などしないよう強く注意されるエリアなので、やはり、積雪や凍結の恐れがある時期に、滝の傍まで行くのは自殺行為でしょう。

その為、雪がまだ残る3月下旬頃まで、滝は閉鎖されてしまうのです。本当に危ないので、面白半分で行ってはいけませんよ?

滝の様子は動画などでも確認できますね。ちなみにこの角度から見える滝の光景。こちらは後述する六角堂からの景色ですので、参考に見て頂けるといいかもしれません。

▼冬の吹割の滝

吹割の滝ってどんな場所?

群馬にあるパワースポットのひとつ

こうして話してみると……
「吹割の滝」って怖いところなの?
と思われてしまいそうですが、そうではありません。

吹割の滝について、その人気の秘訣なども紹介していきましょう。

まず、群馬には様々なパワースポットが存在しています。神社ばかりではなく、雄大な自然が残っている群馬ならではでしょう。

その中の一つがこの吹割の滝なのだそうですが、その名の通り「岩を割って吹き出るような力強い滝」この姿に、観光客は圧倒される事でしょう。

実際に見てみるとすごく大きく、高さ7mもの高さから落ちて行く様子は一緒に引き込まれてしまいそうな力強さがあります。

  • 大自然の澄んだ空気
  • 水の落ちる力強い音
  • これらに強いパワーを貰えるような気がするのも、頷けますね。

    日本の誇る天然記念物のひとつ

    吹割の滝についてもう少し調べてみました。

    この滝は昭和11年に『天然記念物及び名勝』と指定されているようです。

    また、高く、そして横に広く落ちていく滝の姿から、

    東洋のナイアガラ

    などと言われ、当時からも人気のスポットとなっていたようですね。

    特におすすめされているのが、3月の開放された後から4月頃。

    この頃に観光するようおすすめされている理由が、ちょうど、雪解け水が混ざり一年間でもっとも迫力のある滝の姿を見る事ができるからだそうです。

    もちろん滝の傍には、『鱒飛の滝』『獅子岩』をはじめとした、ここでしか見られない自然の光景を見る事ができます。

    歴史ある大自然。友達に言わせれば「群馬は自然しかない」との事ですが、こうした群馬ならではの光景に感動させられる事は間違いありません。

    ぜひ、春になったら一度足を運んでみてください。

    ◎管理人も愛用◎

    六角堂から見える吹割の滝はどう?

    冬の吹割の滝なら六角堂

    では最後に。閉鎖されている12月~3月までこの吹割の滝は楽しめないのか? せっかくの冬休みだから遊びに行きたいけどダメなの?

    ということで、冬でも滝を楽しめるスポットをご紹介したいと思います。

    それがこちらの「六角堂」です。

    最寄りの駐車場から歩いて1分。案内もありますので、地図なども含め、頼りに歩いて頂ければと思います。

    積雪や凍結の為に閉鎖されてしまう吹割の滝ですが、この展望台「六角堂」からであれば、その雄大な姿を目にする事ができるのです。

    むしろ冬だからこそ楽しめる

    それから、この六角堂からの眺め。実は夏や秋、もちろん春よりも、この冬だからこそおすすめされています。その理由があるのです。

    六角堂はすこし高い場所から、この吹割の滝を見下ろすように楽しむ事ができます。こちらは年中無休で開放されている場所です。

    ですが、実は夏を中心に、周辺は緑や紅葉ですっかり覆われてしまうんですよね。つまり、冬以外だと……

    六角堂からの眺めは木々が邪魔をしてしまう

    というわけです。

    その点、冬になれば、こうした枝葉が全部落ちてしまい、ちょうど開けた視界に吹割の滝を楽しむ事ができるのです。まさに冬だから。

    積雪の白さと、川の流れ。離れた所からも聞こえる滝の力強い音。

    それらを一度に楽しむ事ができる、この六角堂。確かに遊歩道などは閉鎖されていますが、この機会を楽しんでみるのも、いいかもしれませんね。

    吹割の滝は冬の間観光できないの? まとめ

    いかがでしたか? 私(筆者)達が遊びに行ったときはちょうど春真っ盛り。既に開放されていた為、滝をしっかりと楽しむ事ができました。

    今でも滝の流れる音が耳に残って聞こえてくるようです。

    そして閉鎖期間は12月~3月まで。

    ただし、閉鎖中でも六角堂からの特別な眺めが楽しめるため、こちらは悩みどころですよね。

    夏と冬、どちらの長期休暇で遊びに行くかで、どのように楽しめるかが決まるでしょう。

    それから余談ですが、滝から少し離れた場所で「焼きカレー」なども食べました。車で30分も掛からない距離なので、お昼に探してみてはいかがでしょうか。

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