「出雲大社に参拝をしに行こう!」
と言う事で先日、出雲へと行って来た。
私達が到着したのはお昼過ぎ。現地で美味しいお蕎麦を食べてのんびりと観光をするように参拝して来たのだが、祝日などでもなく、天気も雨が降りそうで降らない程度の曇り模様だったため、かなりのんびりと回れたのが嬉しい。
本来であれば、出雲大社は多くの人達で賑わっているのだとか。
しかし、そんな出雲大社にも知る人ぞ知る「ゴールデンタイム」が存在する。その時間帯とは……
早朝だ!
実際、出雲大社に足繁くお参りに通うようなベテランは、こぞって「早朝」の時間帯をオススメしている。
ということで、今回はなぜ出雲大社の参拝は「早朝」がベストなのか? 他にオススメの時間帯はあるのか?
その理由などを調べてみたので、説明していきたいと思う。
出雲大社を参拝するなら早起きが三文の得
出雲大社は何時から参拝できるの?
まずは参拝をするにあたって、基本的な情報を見ていこう。そもそも、出雲大社は何時から空いているのか?
調べてみると、かなり早い時間帯から拝観する事ができると解った。時期によって時間が変わるので、まとめると……
3月~10月
・6:00~20:00
11月~2月
・6:30~20:00
となっている。冬と夏で拝観の開始時間にズレはあるが、終わりは変わらないようだ。
なにより驚いたのが、早ければ6時には拝観できること。ちなみにこの時間、私は寝ている。
こんなに朝早くから巫女さん達は、おみくじやお守りの授与なども行うというのだから驚きだ。
おすすめの参拝時間は早朝
では、1日に14時間も拝観時間のある出雲大社。半日以上も参拝する事ができるわけだが、その中でもおすすめの時間は何時頃だろうか?
調べてみると、多くの方がおすすめしていたのが……
「朝6時からの早朝」
となっていたのだ。正直びっくりである。私なんかは起きられる自信がないけれど、だからこそ、おすすめなのだとか。
早朝。当然客が他にいない。つまり静かな境内を回る事ができるのが、この数時間の間だけなのだ。
言われてみれば、確かに人は多くないと言ったが、祓社(はらえのやしろ)では少し人がはけるのを待つ事になったし、お守りの売り場も意外と混雑していた。賽銭箱周辺にもたくさんの人がいた。
少ないタイミングでこれだ。
休日や祝日などはもっと多くの参拝客で賑わうだろう。そんな喧騒から外れる事ができるのが、1日で早朝のタイミングだけ。
早起きは三文の得というが、もしかしたら、何か特別な御利益なども頂けるかも知れない。
ちなみにこちらの動画はちょうど2年前の早朝に撮影されたものらしい。ホントに静かなだけでなく、旭日が昇り白く光り始める境内をゆっくり堪能できるのはこのわずかな時間だけ。これは確かに一見の価値ありだ。
▼出雲大社 2015年9月早朝
筆者の狙い目はこの時間
どうせ狙うならここだろう
さて、では筆者的に、具体的な狙い目時間をお伝えしていきたい。
出雲大社だが、先程から述べている通り、平日でもそこそこの人はいる。それを少ないと思ったのが私だが、それでも並ぶ場所では並んだし、何より困ったのが駐車場だ。平日だから良かったが、やはりすぐ埋まるのだとか。
じゃあ、どのくらいのタイミングがいいのか?
確かに早朝なら誰もいなくてベストなのだろうけれど、人間は朝の6時に起きられないと私の好きな作品でも言っていた。
うん、私も起きられない。
なので、筆者的に。狙いたい時間は6時とは言わず……
9時~10時。
この間である。だいたいだが、この時間帯。もちろん、狙う理由がある。
我々の目的は参拝だけではない!
さて、出雲大社に参拝をするならば、多くの人が出雲を参拝してそのまま帰宅。なんてことは、ないだろう。ないのではないだろうか。
そう、出雲まで来たのであれば、観光をしたくなるのが普通ではないか。
出雲大社の境内を参拝して回る場合。土地が広いので、のんびりみていくと、だいたい1時間程度かかると思って頂きたい。逆に言えば、1時間くらいで回り終るのだ。
そこで狙い目の時間である。
おおよそ9時からというのがまさにこの、1時間で参拝が終わるから、であって、そうするとどうなるか。
なんと、周辺のお店が開くのだ。
出雲大社の敷地内は6時になれば、お守りや御朱印などを受け付けてくれるが、参道の商店や蕎麦屋がそんな時間に開くわけがない。
でも、観光をするならば開く時間までは待たなければならない。そう考えたら、やはりこのくらいの、参拝を終えたら丁度お店が開く頃。このタイミングがベスト。
それぞれの参拝ルートによっては、もう少しだけ時間をずらしてもいいだろう。おおよその参拝時間を計算して、自分なりのベストの参考にして頂けたらと思う。
出雲周辺の観光をする時のオススメスポット
せっかくなので入りたい元祖ぜんざい屋
出雲大社2つ目の鳥居、勢溜(せいだまり)の鳥居から歩いて3分といったところにある、ぜんざいの元祖専門店。
「日本ぜんざい学会 壱号店」
名前の通り本当に一つ目の店舗だから凄い。こちらは私も入って来たお店なのだが凄くレトロで、こぢんまりとした感じがかなり心地いい。
メニューも豊富という程ではないが、老舗というオーラが店構えからして出ている。そして、なにより……
めっちゃくちゃ美味いのだ!
シンプルだがそこが良く、素直に美味しいと感じられるお店はとても貴重である。
ちなみに営業時間が10:00~17:00。
定休日は不定休なので、ホームページに掲載されている営業日カレンダーで確認しておきたい。
こちらは開店時間を見ても分かる通り、丁度朝に参拝を終えて、ちょっと小腹がすいたあたりに入ると良いのではないだろうか。
私達は3時のおやつに、こちらでぜんざいを頂いて来た。
筆者が個人的におすすめ
もちろんいろんな観光名所はある。
「旧出雲大社駅」だとか「稲佐の浜」だとか、それらしいスポットはたくさんあるのだ。
が、どうせ他でも紹介されているだろうからという気持ちで、筆者がめちゃくちゃ個人的にお店を紹介しよう。
「出雲かみしお」
「日本ぜんざい学会」から鳥居の方に少し歩いた場所にあるお店だ。清められたお塩を買う事が出来るだけじゃなく、様々な塩を売っている。まさかの塩がメインのお店。
出雲の塩なので、非常に御利益がありそうと言う事で、私の家族が買いに来ていた。
しかし何より私が気に入ったのは、小さなお店だが清潔感があり、店員さんがすごく気さくでかつ丁寧で、笑顔が素敵だったのでもっと流行って欲しいと思ったわけで。
さらに本音を言うと、ここに置いてあるお酒が美味しかったので紹介したいのだ。
出雲の純米原酒。
口当たりもよく程よく辛口で飲みやすいお酒で、すっと後味が引いてく感じが非常に好ましい。お酒が好きなら、出雲のお酒として一口飲んで頂きたい。
という訳で、こちらも朝の10時には開店する。清いお塩やお酒で御利益を頂くためにも、ここをぜひ訪れてみて頂きたい。
出雲大社を参拝時間のおすすめが「早朝」と言われる理由 まとめ
いかがだっただろうか? 早朝がおすすめなのは、やはり人が少なく自由に回る事ができるから。なにより、朝日に包まれた境内はこの時間でしか見る事ができない貴重なもの。見逃す手はないだろう。
とはいえ、個人的には、やはり朝の9時くらいからがベストだと思う。参拝後の観光などにもスムーズに移れる時間がベストなのだ。
境内を参拝して、出雲大社を回り終えたなら。
ぜんざい屋で休憩するのもいいし、有名な観光名所を回ってもいいだろう。他、私が紹介したお店でちょっとお酒のお買い物など、思い出に残る出雲旅行にして頂けたらと思う。